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久保田 益充
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 48(12), p.3603 - 3607, 1975/12
被引用回数:0Luを陽イオン交換樹脂から-ヒドロキシイソラク酸を用いて溶離する際の流速,温度,Luのカラム分配係数および量などの変化による溶離曲線の変化について調べた。溶離曲線が正規分布曲線と一致する流速は溶離剤の濃度が0.14Mのとき40cmh,0.12Mのとき60cmh,0.10Mのとき120cmh以下であった。この関係はLuの量が200gcm以下の場合に成立した。流速にともなって変化する理論段数1段当りの高さを溶離曲線の位置と幅から求め、この値をGlueckaufの理論式に適用してLuイオンの樹脂中および溶液中の拡散係数を求めたところ、それぞれ2.610-6.410``cm5および4.210cm5となった。ここで''はLuのカラム分配係数である。これらの関係を使用すればLuのカラム分配係数が2から20の範囲で温度や流速が変化する時の溶離曲線を求めることができる。
久保田 益充
Journal of Nuclear Science and Technology, 11(8), p.334 - 338, 1974/08
被引用回数:4高純度酸化ルテチウムに含まれる不純物をイオン交換分離法を併用した放射化分析法によって求めた。-ヒドロキシイソラク酸を溶離剤として陽イオン交換分離をする前に照射した酸化ルテチウムとほぼ同じ量のイッテルビウムをターゲットに加えた。この方法は分離後のイッテルビウムフラクションの線スペクトルの解析とまた化学的収率を求めることを容易にした。分析の結果、Sc0.26ppm,Yb395ppm,Tm150ppm,Tb12ppm,およびEu2.3ppmが検出された。上記の方法によって酸化ルテチウム中に含まれる数ppmのイッテルビウムも分析することができる。